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えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

「ギュスターヴ・フロベール」1884年、翻訳掲載

これも1年前に描いたフロベールを恥ずかしながら掲載。 モーパッサン 『ギュスターヴ・フロベール』 (I) モーパッサン 『ギュスターヴ・フロベール』 (II) 昨日、ようやくのことで仕上げたモーパッサンによるフロベール論(『ジョルジュ・サンド宛書簡集』に…

関西マラルメ研究会 第24回研究発表会

チラシを作成したのでこの場でも宣伝を。 関西マラルメ研究会 第24回研究発表会 日時:2017年4月15日(土)14:00~18:00 場所:京都大学人文科学研究所セミナー室1(本館1階) 発表題目: 詩人たちの手(仮) 田島 義士(水産大学校) 詩における発話行為と…

「十六世紀のフランス詩人たち」翻訳改稿

昨年の4月に描いてみた手描きのモーパッサンを恥ずかしながら掲載。 それはそうと、ふと思い立ってモーパッサンの評論「十六世紀のフランス詩人たち」の翻訳を改稿する。軽い気持ちで取り掛かったら、けっこうな仕事になってしまった。 モーパッサン 『十六…

BD『青い薬』/ヴァネッサ・パラディ「ラヴ・ソング」

フレデリック・ペータース『青い薬』、原正人訳、青土社、2013年 原著の刊行は2001年。これは、好きになった女性(とその連れ子)がエイズ患者だった男性の物語であり、本書は、90年代以降に書かれるようになった自伝的BDの代表作の一つに数えられているとい…

BD『ムートン(羊)』/ヴァネッサ・パラディ「ミ・アモール」

Zeina Abirached, Mouton, Cambourakis, 2012. 『オリエンタルピアノ』がすごく良かったので、同じ著者の別の本を覗いてみた。 ゼイナ・アビラシェドの『ムートン(羊)』は、正確にはBDというよりも絵本であり、もともとは、国立高等装飾美術学校在籍時に制…

BD『タンタン ソビエトへ』カラー版/ザジ「私はそこにいた」

2017年はロシア革命100周年にあたるが、それを記念して(?)『タンタン ソビエトへ』がフルカラーとなって刊行された。 Hergé, Les Aventures de Tintin reporter chez les Soviets, Casterman, Editions Moulinsart, 2017. タンタンの冒険シリーズの最初の…

BD『ペルセポリス』第1巻/ヴァンサン・ドゥレルム「僕は今晩死にたくはない」

マルジャン・サトラピ『ペルセポリスI イランの少女マルジ』、園田恵子訳、バジリコ株式会社、2005年(2014年第8刷) 原作(1, 2巻)が2001-2002年に刊行された時は、ラソシアンという独立系出版社による刊行、(従来のフルカラーとは違う)白黒の画像、著…

BD『星の王子さま』/パトリシア・カース「アデル」

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ原作、ジョアン・スファール作『星の王子さま』、池澤夏樹訳、サンクチュアリ出版、2011年(2015年第2刷) 今さら言うまでもなく、『星の王子さま』の原作には著者サン=テグジュペリ自身の手になる挿絵が添えられてお…

BD『エロイーズ』/ザジ「エートルとアヴォワール」

ペネロープ・バジュー&ブレ『エロイーズ 本当のワタシを探して』、関澄かおる訳、DU BOOKS、2015年 はじめブログで評判になったこの著者の翻訳としては、先にアラサー女性の冴えない日常を自虐的に1話1頁で綴った、 『ジョゼフィーヌ!』、関澄かおる訳、DU…

BD『ポリーナ』/ザジ「愛の前に」

一言で言えば、とっても絵が上手。 バスティアン・ヴィヴェス『ポリーナ』、原正人訳、小学館集英社プロダクション、2014年 1984年生まれのこの作者には先に出世作の 『塩素の味』、原正人訳、小学館集英社プロダクション、2013年 の翻訳があり、カラーの画…

抹消された α と β /イズィア「波」

2月11日(土、祝)は関西マラルメ研究会@京都大学文学部仏文研究室。4名。 「部屋からの外出」に関する草稿の内のアルファ稿、およびベータ稿の途中まで。プレイヤッド版では851-853ページ。 閉まるドア、振り子の音、廊下、磨かれた壁に映る影、螺旋階段、…

BD『かわいい闇』/ストロマエ「パパウテ」

この作品を好きだと言う自信も、そのつもりもまったく無いのだけれど、一読、その気色悪い感触が尾を引くことは確かな、どうにも無視できない作品である。 マリー・ポムピュイ、ファビアン・ヴェルマン作、ケラスコエット画『かわいい闇』、原正人訳、河出書…

モーム「赤毛」/イェール「子どものように」

「雨」の次は「赤毛」である。これまた嫌な話ではあるのだが、しかし完成度という点では、私は「雨」よりもこちらを取りたいと思う。 舞台はサモアの小さな島。まず、語りの順序とは無関係に話の要点を簡略に記せば、おおよそ次のようになるだろう。 アメリ…

BD『オリエンタルピアノ』/ジュリアン・ドレ「崇高にして無言」

こんな作品にいち早く目を止めて、翻訳・紹介できたらきっと誇らしいだろうと、そんな風に思わせる作品が時々あるものだが、この ゼイナ・アビラシェド『オリエンタルピアノ』、関口涼子訳、河出書房新社、2016年 は、私にとってまさしくそうした一冊である…

モーム「雨」/ミレーヌ・ファルメール「ブルー・ブラック」

考えてみるまでもなく、モーパッサン好きがモームを好きにならないはずもない、というものなのだが、これまで読む機会がなかったサマセット・モームをできるだけ読む、というのが私の今年の目標である。 サマセット・モームは1874年に生まれ(ヴァレリーより…

BD『神様降臨』/ジュリアン・ドレ「湖」

翻訳BDの中で、ニコラ・ド・クレシーに次いで名を挙げたいのは、マルク=アントワーヌ・マチューである。彼の作品でこれまでに翻訳されたものとしては、まず、これもルーヴル美術館BDプロジェクトの一環を成している 『レヴォリュ美術館の地下 ある専門家の…

BD 『氷河期』/ -M- 「オセアン」

フランスの漫画ことBD(ベーデーであって、ブルーレイディスクではない)が日本に積極的に紹介されるようになって、もう6、7年は経っているだろうか。これは、有能で熱意のある紹介者が何人かいれば、状況を変えることができるという見事な実例であり、その…

ナボコフ、フロベールと5、6冊の本/クロ・ペルガグ「カラスたち」

「どうしたら良き読者になれるか」、というのは「作家にたいする親切さ」といっても同じだが――なにかそういったことが、これからいろいろな作家のことをいろいろと議論する講義の副題にふさわしいものだと思う。なぜなら、いくつかのヨーロッパの傑作小説を…

『フランス文学は役に立つ!』/ZAZ「シャンゼリゼ」

鹿島茂『フランス文学は役に立つ!』、NHK出版、2016年を読む。 「役に立つか立たないか」という功利主義的な発想は、えてして短絡的で底が浅いものである。したがって、「役に立つか」というような問いを安直に立てないような人になるためにこそ、文学は有…

愛国主義という卵/ミレーヌ・ファルメール「City of Love」

目下、モーパッサンと戦争について考え直す、という論文を執筆中。そこでふと思い出したのが、モーパッサンの名言として巷に流布しているらしい言葉である。 「愛国主義という卵から戦争が孵化する」というのがそれなのだが、これまできちんと調べたことがな…

純粋自我みたいな何か/ヴァネッサ・パラディ「あなたを見るとすぐに」

1月21日(土)関西マラルメ研究会@京都大学人文科学研究所、の3階の談話室には「以文会友」の額(が外して立てかけてあった)。出典は『論語』「顔淵 第十二」の24である、と。 曾氏曰く、君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔く。 曾先生の教え。教養人…

BD版『セルジュ・ゲンズブール』/「唇によだれ」

フランソワ・ダンベルトン原作・アレクシ・シャベール漫画、『セルジュ・ゲンズブール バンド・デシネで読むその人生と音楽と女たち』、鈴木孝弥訳、DU BOOKS、2016年を読む。 ゲンズブールの伝記としては先にジョアン・スファール監督の Gainsbourg (Vie hé…

映画『マドモワゼル・フィフィ』/クリスチーヌ&ザ・クイーンズ「サン・クロード」

本日、映画『マドモワゼル・フィフィ』を(フランス版のDVDで)鑑賞。1944年、ロバート・ワイズ監督。シモーヌ・シモン主演。 「脂肪の塊」と「マドモワゼル・フィフィ」をくっつけて一本の作品にするという発想は、クリスチャン=ジャックの『脂肪の塊』(1…

「持参金」、あるいは結婚詐欺/クリストフ・マエ「人形のような娘」

「持参金」は1884年9月に『ジル・ブラース』に掲載。シモン・ルブリュマン氏はジャンヌ・コルディエ嬢と結婚することになる。ルブリュマン氏は公証人の事務所を譲りうけたばかりで支払いが必要だが、新婦には30万フランの持参金があった。 新婚夫婦は二人き…

「痙攣」、あるいは早すぎた埋葬/クリストフ・マエ「パリジェンヌ」

「痙攣」は1884年7月に『ゴーロワ』に掲載。舞台は温泉保養地のシャテルギヨン。モーパッサンは自ら湯治のために、この地に最近に訪れていたようである。また、新聞小説において説明抜きの語り手「私」は、容易に署名者=作家と同一視されえたから、初出時に…

「ロンドリ姉妹」、あるいは南国の女/アブダル・マリック「ダニエル・ダルク」

「解説」で触れられているように、モーパッサンには長編(新聞連載の後に単行本)と短編(新聞一回読み切り)の間に、中間の長さの作品が複数存在している。その多くは短編集編纂の際に核となる作品(そのタイトルが作品集のタイトルになる)を書き下ろした…

「散歩」、あるいは人生の空虚/テテ「君の人生のサウンドトラック」

「散歩」は1884年5月、『ジル・ブラース』に掲載された作品。 40年間、実直に会社に勤めていた男性、ルラが、ある春の宵、陽気に誘われるようにして街に出る。凱旋門の近くの店のテラス席で食事をとり、さらにブーローニュの森まで散歩することに決める。行…

なぜ傘が要るのか/テテ「歓迎されない人」

モーパッサンの短編「傘」についての補足。 この小説を今の目で読んでよく分からないのは、そもそもオレイユ氏はなぜ毎日職場へ傘を持って通勤しているのか、ということである。ここ数日雨が降っていたから、というわけではない。 雨が降っていなかったのは…

「雨傘」、あるいは吝嗇/フランス・ギャル「もちろん」

「雨傘」は1884年の作。かつて岩波文庫に杉捷夫訳で入っていたので、日本でもよく知られた短編の一つであろう。吝嗇はノルマンディー人の特徴の一つとして農民を扱った作品に見られるテーマであるが、ここではそれが、都会に住む小市民の心性として描かれて…

「ローズ」、あるいは女の欲望/「抵抗せよ」

「ローズ」(1884)は初読時には面白く読めるが、再読、三読時にはあれこれと弱さが目につく作品である。合理性や本当らしさに欠けるのは否めまい。 冒頭はカンヌの花祭りにおける花合戦の情景が描かれているが、プレイヤッド版の注釈によれば、1884年には1…

「マドモワゼル・フィフィ」、あるいは男女の闘争/Kyo「聖杯」

「マドモワゼル・フィフィ」は1882年の作で、「脂肪の塊」に次いで、娼婦と戦争とを結び付けた作品。1884年に書かれる「寝台29号」と合わせて、戦時下における娼婦を主題とした三部作と呼んでもいいかもしれない。モーパッサンは早くから男女の関係を闘争、…

「冷たいココ」、あるいは不条理な宿命/フー!チャタートン「ボーイング」

昨日はうっかり「冷たいココはいかが!」を飛ばしてしまった。 1878年発表のこの作品は、これも習作の色が濃いのであるが、さて、この話はいったい何なのだろうか。 語り手のおじのオリヴィエは生涯の節目となる出来事の起こる時に、必ず道を行くココ売り(…

「脂肪の塊」、あるいは自己欺瞞/ギエドレ「立ちション」

「脂肪の塊」についてはこれまでに何度か書いたり話したりする機会があったので、言いたいことはだいたい言ったという思いがあるのだけれど、それでもせっかくなので一言記してみたい。 モーパッサンの文学にとってキー・ワードの一つは hypocrisie であり、…

『脂肪の塊/ロンドリ姉妹』について/ザジ「ペトロリアム」

勢いのついているうちに、これについて一言記しておきたい。そもそも、記すのは義務と思えば、気軽に取りかかれずに手が遠のいてしまったのであった。 モーパッサン『脂肪の塊/ロンドリ姉妹 モーパッサン傑作選』、太田浩一訳、光文社古典新訳文庫、2016年9…

楽しむ秘訣(『パスカル『パンセ』を楽しむ』)/ディオニゾス「ジャックと時計じかけの心臓」

山上浩嗣『パスカル『パンセ』を楽しむ 名句案内40章』、講談社学術文庫、2016年を読む。 17世紀の思想家パスカルは、なにしろ言うことが厳しく、その調子はさながら人間性を丸ごと断罪するかの如くのものだから、これに挑もうとする読者の側はついつい、膝…

彼は部屋を出て、そして階段に消える途中/ミレーヌ・ファルメール「影で」

12月17日(土)、関西マラルメ研究会@京都大学。『イジチュール』草稿。" Il quitte la chambre et se perd dans les escaliers, (au lieu de descendre à cheval sur la rampe)" 途中まで。 初期マラルメの文章は後期のような構文的ねじれはさほど見られな…

フランス人であるということ/イェール「すっかり夢中」

先日、『最高の花婿』原題Qu'est-ce qu'on a fait au bon Dieu ? (2014)を鑑賞。フィリップ・ドゥ・ショーヴロン監督。『招かれざる客』以来、すでに伝統ある異人種婿・嫁物語の定石どおりの物語であり、目新しいのは4人も詰め込んだところ(だけ)と言える…

燃やしてはいけないもの/ヴァネッサ・パラディ「空と感情」

『ハリー・クバート事件』を読んでいたら、はじめの方にこんな場面が出てくる。殺人事件の容疑者として疑われた師匠たる大作家に、手書き原稿などの品を燃やしてくれと、物語の語り手が頼まれるのである。 原稿は大きな炎となって燃え上がり、ページがめくれ…

『繻子の靴 四日間のスペイン芝居』私的感想

拝啓 不知火検校さま 先日(12月11日(日))、京都芸術劇場春秋座で観劇したポール・クローデル作『繻子の靴 四日間のスペイン芝居』(翻訳・構成・演出:渡邊守章)について、詳しく感想を述べよとのご指示を頂戴いたしました。その勤めを果たすべく、ここ…

『女の一生』(2016)フランスで公開

当「えとるた日記」は http://etretat1850.hatenablog.jp に正式に移行いたしました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 ところで、ステファヌ・ブリゼStéphane Brizé 監督の映画『女の一生』Une vie が23日にフランスで封切られた。 主演は舞台女優…

移行テスト中につき/クリスチーヌ&ザ・クイーンズ「クリスチーヌ」

はてなダイアリーからはてなブログに移行するとどうなるのかを実験中につき、いろいろ試してみております。とは言え、何を書いたものか。 本日視聴した動画。クリスチーヌ&ザ・クイーンズは2014年の一番の驚きだったといってよいでしょう。この緊張感と凛々…

『あらゆる文士は娼婦である』

石橋正孝・倉方健作『あらゆる文士は娼婦である 19世紀フランスの出版人と作家たち』、白水社、2016年を読む。 芸術作品はそれが流通する媒体と切っても切れない関係にある。19世紀フランス社会においてはペンで身を立てることが可能となり、作家が職業とし…

モーパッサン批評文『繊細さ』翻訳

別件で訳文が必要となるが、該当する評論文をまだ訳していなかった自分に腹を立て、一気呵成に翻訳を仕上げる。学祭(のお蔭の休日)に感謝。 モーパッサン 『繊細さ』 なお参照したかったのは次の箇所。 Quand un homme, quelque doué qu'il soit, ne se pr…

愛の根の深さ

学会の行き帰りにピエール・ルメートルの『傷だらけのカミーユ』を読む。いやはや暗いにもほどがあるのではないか、ピエール・ルメートル。ヴェルーヴェンが可哀相すぎる。思えば『その女アレックス』には、最後のところでヒロインに対するぎりぎりの同情の…

モーパッサンの未発表作?「天職」について

出版社Hermannが、創立140周年を記念する書籍を電子出版で刊行するにあたり、同社が保有していた手稿のコピーの画像、およびその転写と、それについての調査報告を掲載した、という話をメールマガジン"Maupassantiana"で知る。 Déborah Boltz, « Récit d'enq…

『ゴリオ爺さん』覚え書き

「それじゃあ」と、ウージェーヌは、うんざりしたといった顔つきで言った、「あなたたちのパリってのは泥沼じゃないですか」 「しかもへんてこな泥沼でね」と、ヴォートランは言葉をついだ。「馬車に乗ってその泥にまみれる連中は紳士で、徒歩でその泥にまみ…

モーパッサン「ディエップの浜辺」

モーパッサン 『ディエップの浜辺』 宿題の残り半分、モーパッサンのこれこそ新発見のテクスト、「ディエップの浜辺」の翻訳を掲載しました。 ご一読頂けましたら嬉しいです。 「豚の市場」の受けが良かったのか、雑誌の編集者からもう一本書いてみるように…

モーパッサン「豚の市場」

まる5ケ月を経て、誓いの半分を実現にこぎつけ、モーパッサンの新発見のテクスト1編を翻訳しました。 モーパッサン 『豚の市場』 ご一読いただけましたら幸いです。 青年モーパッサンによる豚の擁護と顕彰。そして「聖アントワーヌと豚はいかにして結びつく…

モーパッサン「戦争」(1881年版)

9ケ月ぶりにして本年最初の翻訳を掲載いたします。 モーパッサン 『戦争』 1881年4月10日に『ゴーロワ』に掲載されたほうの「戦争」と題する記事。 83年12月11日『ジル・ブラース』に掲載されたほうは早くから知られていたが、81年のこちらの方は同題で重複…

モーパッサンの2作品、発見のニュース

ブログLa Porte ouverte の1月28日の記事 DEUX TEXTES RETROUVÉS DE MAUPASSANT : LE MARCHÉ AUX COCHONS, LA PLAGE DE DIEPPE | la porte ouverte に、筆者の Monsieur N が、モーパッサンの知られてないテクスト2編を発見したと報告されている、ということ…