えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

2007-06-06から1日間の記事一覧

吉田精一のおさらい

せっかくなので 吉田精一『永井荷風』、『吉田精一著作集』5巻、桜楓社、1979年 のおさらい。 まず『あめりか物語』について。 作者の虚無絶望の気持は、かような社会の消息を語るにふさわしく、時に必要以上に感傷に流れ、主観的な色彩で染め上げているけれ…

早起きしてうつらうつら

なにやってんでしょうか私。 改めて勉強したほうがいいかも、 というわけで今更ながら本日は、 吉田精一『自然主義の研究』2巻、東京堂、1955、1958 を読む。なかなか面白い。岩野泡鳴の奇人ぶりが凄い。 しかしこんなことしてていいのかな。