えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

2007-08-12から1日間の記事一覧

遺書

Le Testament, 1882 ジル・ブラース11月7日。『山鴫物語』所収。 「プチ・パリジャン」1890年6月22日別冊、「ラントランシジャン・イリュストレ」1890年10月9日再録。 ポール・エルヴュー Paul Hervieu (1857-1915)献辞つき。 「私」の友人ルネ・ド・ブルネ…

あついあつい

せっかくなので不倫の話の続き。 リュヌ伯爵夫人の後継として真っ先に浮かぶのはやはり 「あだ花」L'Intuile Beauté (これはよい訳語)の主人公ガブリエル・ド・マスカレ伯爵夫人だろう。 彼女は「忌まわしい牡による支配」「出産という強制労働」(まさし…