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えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

イギリス文学

あわあわ

あわわわ、と言っているうちに日がどんどん過ぎる。 読み終えた電車本。 ディケンズ、『二都物語』上下、中野好夫訳、新潮文庫、1967年 主筋だけ取ると実にロマネスクでロマンチックだけれど、 フランス革命前、民衆の間で不満が高まっていくところと、 革命…

休眠中

長らく休眠中で、ブログ書く習慣もどこへやら。 9月末、我が人生のそれなりの大仕事に、時間切れでどうにかけりをつける。 Xデーは12月9日。それまでいわゆる蛇の生殺し状態。あうあう。 逃避でほそぼそ読んだ電車本。 ディケンズ、『大いなる遺産』、佐々…

動物農場

ジョージ・オーウェル、『動物農場』、高畠文夫 訳、角川文庫、2010年(57版) いわずとしれた傑作寓話。独裁的権力の見事な諷刺。豚のナポレオン。 馬のボクサーがことのほか哀れであった。 これも周知のことながら、他に3編の掌編が付されていて、その中で…

一九八四年

ジョージ・オーウェル、『一九八四年』、高橋和久 訳、ハヤカワepi文庫、2009年(2010年10刷) 物資の窮乏とか監視体制のありかたとか、80年代のソ連・東欧を想起させるところが いかにも凄いながら、一番見事だと思うのは「ニュースピーク」の発想で、 思想…

闇の奥

ジョゼフ・コンラッド、『闇の奥』、中野好夫 訳、岩波文庫、1958年1刷、2009年(55刷) これがよく分からなくてむつかしい。 (Heart of darknessは1899年の作品。) 大自然の「闇の奥」に遡行していって心の「闇の奥」を覗いてしまったのがクルツという 男…

インドへの道

E・M・フォースター、『インドへの道』、瀬尾裕 訳、ちくま文庫、2004年(4刷) とりわけ前半は映画が原作にかなり忠実であったようで、 原作を読みながら映画を追いかけてるようで、これは順番まちがえたかもしれぬ。 それはそうとして、 西洋人に捉える…