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えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

如是我聞

日本文学

ふと目にとまって読んだらびっくりした。
太宰治「如是我聞」、ちくま文庫全集10巻。
ここでL君という「外国文学者」がこっぴどくやっつけられているのは
忘れていた。志賀直哉のことは覚えていたけども。
太宰の文章を久し振りに読むと、免疫がなくて面食らうのだけど、
それにしても凄い。彼が言っているのは
分相応であれということ、要するに驕るな、ということであろうし、
それはそれで理解はするのだけれども。
文学研究者が過去に閉じこもって現代文学を理解しない、というか
できない、という批判というか悪口というかは、モーパッサンも述べている。
それはそうかもしれないけれど、こっちの言い分も聞いてくんなはれ、
と言いたい気はないではない。しかしながら、これは確かに
簡単に解き難い問題なのではあることよ。