えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

りんねとはなんぞや

寝る前は独歩で、起きたらソフィ・カルで、歩きながらビートルズを聴き、
その後はディドロで、帰りはプラトンという一日。
まるで統一というものがないのである。
夜はラーメンこってりで、満足でした。


ところで『エラクリウス』のピタゴラスの輪廻転生とは一体何なのだ
と思うわけである。モーパッサンはそんなもんをどこから見つけたのだろうか。
と疑問に思う時点で、教養の無さが露呈してしまっているわけであり、
さすがはプレイヤッド版編者のルイ・フォレスチエ、いつでも痒いところに手の届く
ぬかりなさよ。そういうのは当時にすればなかば常識で、
プラトン『国家』第10巻、オウィディウス『変身物語』第15巻
なんかに主に書かれてますよ。と教えられるのである。ありがたや。
とりあえず後者を見ると、確かに肉を食うてはいけません、
ピタゴラスはおっしゃっているのであった。
なるほど。