えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

えりーと主義

プルーストについての講演。
プルーストはたくさん引用をしてペダンチックで、分かる読者だけを選別する
エリート主義と思えるけれど、でも彼は普通の読者に
原典にさかのぼること、その知識を持っていることを要求しているわけではない。
だから彼はそんなにエリート主義ではないのだよ、という論旨。
なるほど、そんなもんかいな。
大事なことは、「引用」を原典探し、「影響」「受容」とは違った観点から考察することは
出来る、という点にある。この主張はまったく正しい。
早々に帰宅して就寝。へろへろだ。