えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

蝉が鳴いてる

まるで梅雨が明けるのが分かるかのように、朝からわんわん、まちがえた
みんみん蝉が鳴いていることに気づく。いよいよ本物の夏が来るのだね。
どんと来やがれ。と言いたいところだけれど、あきらかに立ち向かう根性に欠けている。
ソフィ・カルの露出癖とセンスの良さとのバランスと節度のありようについて。
および、なんだかよく分からないままのディドロのヴェルネ論。
を読んでいてびっくりしたことが一つ。
「同じ形をした二枚の葉や、二滴の水は存在しない」
というのはライプニッツのテーゼだと書いてある。
なんと。
モーパッサンフロベールの教えとして挙げているところの
「観察」の重要性についての理論の胆は、ライプニッツにあったのだろうか。
て、ライプニッツって誰よ?


というわけで、「宿題」はいつどこで出現するか分からないのである。
学習のきっかけってものは、大抵いつでもそういうものであるし、
そうでなければ面白くないんだけど。