えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

ラブレー発見

奈良の鹿たち

本屋さんで
ラブレー『第三の書』、宮下志朗訳、ちくま文庫、2007年
を発見。もう出ていたのですね。
まだ最初だけだけども、大変喜ばしいので記しておく。
注釈に抜かりのない堅実なお仕事であり、口語の口調がとても調子よい。
1,2巻の時は「全四巻」となっていたのが、「全五巻」に変わっており、
いわくつきの「第五の書」まで訳されることが確定らしいのも嬉しい。
ぜひとも最後まで順調に訳していただきたいと願っております。
1500円のお値段に若干ひるまれる方がいるかもしれませんが、
これは3000円でも十分安いお買いものだと私は思うのであります。本当に。