えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

フロベールへの思いを込めて

ラジオの余韻でなんとなく、
モーパッサン 書簡
書簡175から178信まで翻訳。フロベールの死の前後。
178信後半に述べられる、フロベール哀惜の念は注目に値する。
この尋常ならざる表現に、モーパッサンにとってのフロベールの存在の大きさは
明確に見て取れる、という以上の意味を付す研究者も、いないわけではないのである。