えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

論文二本出る

テクストの生理学

8日はおめでたい会。9日は仏作文の推敲。
さて、論文2本が刊行とあいなる。
一本はモーパッサンの演劇論その2
一本は「永井荷風に見るギ・ド・モーパッサン」で、
『テクストの生理学』、柏木隆雄教授退職記念論文集刊行会編、朝日出版社、2008年
に収録。
市場に出るような類の本ではないので密やかに宣伝。
全国の心優しい大学図書館の人が購入してくださることを期待しつつ。
500ページを優に越えて読み応えありますよ。


改めて自分のを読み返せば、意気込みだけは伝わってくるような代物ではある。
少なくとも、こういう風に論じた人はかつてない、ということだけは言えると思うのだけれど。