えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

本が崩れる

草森紳一、『随筆 本が崩れる』、文春新書、2006年(2刷)
これは凄くて、ほんとに本が音を立てて崩れるお話なのである。
私の部屋も本が崩れるが、しょせん三十センチぐらいなので、
可愛らしいものだ。部屋の写真が掲載されていて、それを見ると
ほんとに天井まで本が積まれている。
こんな光景、古本屋でも見たことありません。
なんだ自分なんてまだまだじゃん、となんとなく安心して
しまうのであるが、そういうことでよかったでしょうか。