えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

大きいにも程がある

モーパッサン作品集

届いた本の話。
Guy de Maupassant, Contes et nouvelles, édition complète, illustrations de Félix Vallotton, Omnibus, 2008
なんでもFrance2のドラマ企画
Chez Maupassant が当たったのを受けて
の豪華本出版ということらしいが、荷物のフタを開けてみれば、のけぞるデカさ。
(かえるとの比率から推測されるというものである。)
フランスにはこの手の豪華本の伝統があって、
売りの一つは挿絵なわけでもあるけれど、
それにしても今時誰が買うんだこんなデカい本、と思ってしまう。
おそらくは、ニース近辺にでも隠居したそこそこのお金持ちが
余生をモーパッサンでも読んで過ごそうか、というような状況ですか。
そんな身分になってみたいものではあるが、目下のところは
座右の書にするにもなにも、置く場所がない。うーむ困った。