えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

大みそかも読書

以前から読みたかった本。
コンラート・ローレンツ、『ソロモンの指環―動物行動学入門―』、日高敏隆 訳、ハヤカワ文庫NF、2005年(10刷)
動物行動学の古典にしてバイブルのような書物は、
言うまでもなく抜群に面白い。それにしても
私なんかにはとても耐えられまいと想像されて、
憧れるというより驚嘆するばかりの生活。それでもこんなに動物を
愛していながら、その愛に溺れることなく客観的な判断力を失って
いないところが、なんとも素晴らしいことに思われました。
そういうわけで本だけはたくさん読んだ2008年。
ああモーパッサンモーパッサン
来年はもうちょっとがんばって読むことを決意します。