rien さんにお教えいただいて、びっくりのけぞった話。
(教えていただいてばっかりの昨今。ありがたいことです。)
なんと、
Jean Richepin, Cauchemars, Charpentier, 1892
が、いつの間にやら Gallica に掲載されているではありませんか。
今更リシュパンの本が追加されるなんて、思ってもいなかった。
折に触れて、古本屋に出てこないかなあと根ほり葉ほり探しておった本が
よもや既に出ているとは。ほんにありがとうございました。
さて、私がこの本が怪しいと予想したのは、2007年9月12日。
その後、実はこれまたkさんに貴重なご教示を頂いていたのだけど、
それは、
Haward Sutton, The Life and Work of Jean Richepin, Droz/Minard, 1961.
のp. 266-268 にかけて、この本が分析というか紹介というかされていて、
収録作品が分かってその結果・・・というご発見でありました。
改めまして、その節はありがとうございました。
というわけで、
その時点で私の「予想」がどんぴしゃりだったことは判明していたのであるが、
なにしろ現物が見られん。ということで悶々と過ごしたこの1年数か月!
あなうれしや。
さてその結果やいかに、という話なんだけど、
目下諸事情あって時間がとれぬのでまたいずれ。
(そろそろほんまに論文書けそうなところまで話が来ているので
ここにおおっぴらに公開するのも若干ためらわれつつ、
しかしまあ、私以外に誰も書かんわなとか思いながら、
でも誰かがガリカで気づくかも、とか心配してみたりして。あはは。)