えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

オリンピック終了

個人的オリンピックは無事終了。長かった5ヵ月。
精一杯の「まとめ」はこんな感じになりました。

 100年を超える歴史を経て、近代オリンピックは世界中の人々を魅了する巨大な祭典へと成長した。近代スポーツという「文化」を世界に広めることに大きく貢献すると同時に、オリンピックは、常にその時代の社会の影響を受け続けてきたのでもあった。
 複合的で多様な「文化」としてのオリンピックとは、ただの大がかりなスポーツの大会以上の「何か」である。オリンピックは、社会・経済・政治・文化などとの複雑な関係の中に存在しており、それに関わる人の数も増え続けている。選手・家族や友人・指導者・各競技団体・IOCNOC・大会運営に携わる人々・ボランティア・報道関係者・スポンサー企業・観客、そして、テレビを通してオリンピックを体験する全世界の人々。オリンピックはスポーツを世界と結びつける。オリンピックを考えること、それは私たちの世界において、スポーツが社会の中でどのような役割を果たしているかを考えることである。
 4年(ないし2年)に一度の世界的「祭典」を、開催時につかの間享受するだけではなく、次の大会を待ち望む間にこそ、オリンピックを考えるための時間がある。必要なのは、過去を振り返り、現在を冷静に見つめ、未来を展望すること。そして考えを繰り返す時、同時に、この世界の「在り方」について、より深く理解することが可能となるだろう。
 Games must go on. ひとたび聖火が消えた後も、オリンピックは終わらない。(えとるた)

最後の一行は「決め台詞」という奴なので、どうぞお手柔らかに。
ま、こういうことをのたまっておきつつ、個人的には休止期間に突入で
あったりしますけども。しかしまあスポーツを「文化」として考える時、
オリンピックが恰好の題材であることだけは、これ間違いありませぬ。