えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

ポタンの有名人録

ルネ・メズロワ

メズロワの写真が見つからへと記したら、これまたまたまたまた
Kさんに教えていただく。
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このサイトの中のPotin 1 であるけれど、そのページがこれまた
1000を超す画像が1ページに貼ってあるという、えらいこと非常識なことになっていて、
なるほどメズロワまで到達するのが、けっこう大変。要注意。
500 célébrités contemporaines, collection Félix Potin
という本の全部の写真が掲載されていて、それはたしかに凄いんだけど。
さて、フェリックス・ポタンの名前は古本屋界隈で目にしたことがありながら、
これまでよく分かっていなかった。
フェリックス・ポタン (1820-1871) は食料品流通業の先駆者で、
ポタンのチェーン店は1996年まで営業していたそうである。
で、そのお店が売りに出した、ポタン・コレクションからなる『500人の現代著名人録』は
最初が1898年刊行。これが売れに売れたようで、途中から何故か510人になって、
年を空けて続編が4集まで出ているそうな。ふーむ。
その写真はどうやらバラでも出回っているらしく(ブロマイドだな)、
モーパッサンのものもちゃんと存在しているという次第。
というわけで、めでたくルネ・メズロワとご対面。
若干小さすぎるのが難ですけども、いちおう顔はなんとなく分かる。
(これぐらいよかろうと判断して写真を載せる。)
マネが1882年頃にメズロワの肖像画を描いているのだけれど、それと同じで
「特に特徴のある顔立ちではないということだけは言えそうです」というKさんの
コメントに笑ってしまう。これまたお世話様でありました。