えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

本が見つかる

思うところあって日本語の文献目録に手を入れる。
3時間やって、まだ「網羅」には程遠く、さすがの私も限界だ。
戦後から1980年までの間に文学全集の類はいったいどれだけ世に出たのだろう。
まこと教養主義とはすごいものであったと思うし、その際にモーパッサン
絶対顔を並べているのもえらいことではあるが、しかし選ばれるモーパッサン
作品なんて限られているし、まあ同じ翻訳者の名前が繰り返し登場することったら。
一粒で何度でもおいしい、いい時代であったことよのお。
ところで作業中に、探していた昭和22年新体社版の『女の一生』が古書店に出ている
のを発見して、すぐご連絡。いやさ、めでたいこともあるものでした。