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えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

ベルギーの友人達の回顧

マラルメ

月一マラルメ
"Remémoration d'amis belges" は1893年、『エクセルシオール(より高く)』に掲載
(初出時は「エクセルシオールの者達へのソネ」)。
もはや、これは訳とも呼び難いが、せめても読んだという印に。

ベルギーの友人達の回顧


時々に あの微風がそれを動かすこともなく
ほとんど香の色をした星霜全体が
密やかな 目に見える 寡の石が
襞ごとにそれを脱いでいくのを私が感じる時に


漂う あるいは自らは証拠をもたらさない
古代の香油のように時を撒く以外には
太古からの我々 幾人かは大変に満足して
我等の新しい友情の突然さの上へと


おおとても親しい者達よ 決して平凡ではない
失われた運河へと曙の光を増やす ブリュージュにて出会った
多くの白鳥達の散策とともに


厳かにこの都市が私に教えた時に
その息子の誰を もう一つの飛翔が名指したのか
翼とともに精神を照らし出すようにと
(Mallarmé, OEuvres complètes, Gallimard. "La Pléiade", t. I, 1998, p. 32.)