えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

国民の創生

The Birth of a nation, 1915
言わずとしれたグリフィスの大作。
映画は歴史を描くことができる(お金さえかければ)ということを
1915年の時点で示してみせた画期的作品で、第一部は今でも十分に見応えある。
第二部は、勢いあまって偏向ある歴史観を見せてしまっているわけだけれども、
映画は思想をもまた語ることができる、ということを示したのは確かなのだろう。
なんにしても、これは観て損のない作品でござった。