えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

招かれざる客

Guess who's coming to dinner, 1967
監督スタンリー・クレイマー
スペンサー・トレイシーキャサリン・ヘプバーンシドニー・ポワチエと。
その点、こちらはいささか理想主義的シチュエーション・コメディーながら、
黒人の側の思いも描けている点がよいところだけれど、もちろん両者の舞台には
30年の隔たりがある、のではあり、アメリカ社会の変化がよく窺われる。
トレイシーとヘプバーンはさすがの演技を見せつつ、
主役のようで脇役のキャサリン・ホートンも実は重要ではないかと。
ここんとこ観た中で素直に一番よかった映画でごわした。