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えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

君のためなら千回でも

The Kite Runner, 2007
マーク・フォースター監督。
ドリームワークスとはいえしょせんアメリカ映画でしょ、とか思って悪かった。
制作側の懸念を押し切ってダリー語で撮ったというのがまず偉い。
子どもの時におかした過ちを、二十数年経って大人になった後、償うことはできるのか
というテーマを、過去30年のアフガニスタンの歴史に重ねて描いた作品で、
原理的には「償う」ことは不可能なのではあるけれども、
それでも、もう一度やり直すことができるとすれば、そこに許しはありうるか。
これはそういうお話だと思うのだけれど、痛みと、その先にありうる希望とをしっかり描いた
立派な作品だと思いました。
しかしこれ「異文化交流」ではないよな、やっぱり。
まあ、それはそれで別にいいんだけど。