えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

なぜベケット、あるいは眉毛がない

ベケット;Beckett

月一のはずなんだけど久し振りのネルヴァル。
1840年6月15日『プレス』紙。ヴァリエテとジムナーズ。
これでもかというぐらい分かりやすいブルジョアのためのヴォードヴィル。
舗石工デグレは、姉だか妹だかから百万フランの遺産をもらうが、
姉だか妹だかがオペラ座の踊り子だったのを知って、
「汚れた金はもらえん」といって、辞退するのであった。
しかし、娘婿が、これまた遺産を相続して、一家はお金持ち、
めでたしめでたし。
なんじゃそりゃ。


脈絡なく、今日も絵を描く。20世紀もどんとこい。
なぜベケット。同僚にして、たびたび見てくださっている(というか覗かれている)
Fさん、あなたへのオマージュです。見てますか。
さすがは20世紀、くっきりはっきりの写真が見つかってすごい。カラーもあるし。
にもかかわらずも、おそるべしはサミュエル・ベケットの眉毛。
白黒だとどれが眉毛かまるで分らん。つうか最初は「無い」かと思った。
なんにしてもベケットの顔は迫力満点。てか怖い(これでも皺の数が足りてない)。
どんなもんでしょうか。よろしければ大きいの進呈いたしますぞ。