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えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

馬車が買いたい!

鹿島茂、『新版 馬車が買いたい!』、白水社、2009年
実は旧版を持っていなかったので、どの辺が新しいのかはよく分からないんだけど、
主に19世紀前半のフランス社会の風俗を詳しく説いてお見事で、
この時代に関心のある者にとっては、やはり必読の書。
モーパッサンはあんまり(3個所ぐらいしか)出てこないのが、ちとさびしい。
第14章「お金の単位と物価」に、その筋で有名な定義

つまり、十九世紀の一フランは千円、一スーは五十円、一エキュは三千円、一ルイは二万円と換算しておけば、おおよその貨幣価値が把握できるはずである。(189頁)

が出てくる。なるほど。