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えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

長いこと風邪

そもそもは14日ごろより、喉がいたくなる。
10月16日、日帰り名古屋。
10月20日、Ego-wrappin'
騒ぎすぎて、一端治った風邪がぶり返す。げほげほ。
23日、マラルメ。『賽の一振り』第一回。むずかしい。飲まずに直帰。
28、29日。貴重な休みを寝て過ごす。


寝ながら読んだ付け焼刃関連。
ブライアン・キーリー、『よくわかる国際移民』、濱田久美子訳、明石書店、2010年
S. カースルズ/M. J. ミラー、『国際移民の時代』、関根政美/関根薫訳、名古屋大学出版会、2006年(3刷)
浅野素女、『フランス家族事情―男と女と子どもの風景―』、岩波新書、2006年(14刷)
高賛侑、『ルポ 在日外国人』、集英社新書、2010年
多谷千香子、『「民族浄化」を裁く―旧ユーゴ戦犯法廷の現場から―』、岩波新書、2005年
内藤正典、『ヨーロッパとイスラーム―共生は可能か―』、岩波新書、2010年(6刷)
谷口誠、『東アジア共同体―経済統合のゆくえと日本―』、岩波新書、2006年(6刷)
付け焼刃はしょせん付け焼刃よのお、としみじみ思う昨今。
以下は最近の電車本。
ジェイムズ・P・ホーガン、『星を継ぐもの』、池央耿訳、創元SF文庫、2010年(82刷)
――、『ガニメデの優しい巨人』、池央耿訳、創元SF文庫、2009年(44版)
――、『巨人たちの星』、池央耿訳、創元SF文庫、2010年(38版)

 歴史上のその一時期を通じて二十世紀の置土産だったイデオロギー民族主義に根ざす緊張は科学技術の進歩によってもたらされた、全世界的な豊穣と出生率の低下によって霧散した。古来歴史を揺がせていた対立と不信は民族、国家、党派、信教等が渾然と融和して巨大な、均一な地球社会が形成されるにつれて影をひそめた。すでにその生命を失って久しい政治家の理不尽な領土意識は自然に消滅し、州国家が成熟期に達すると、超大国の防衛予算は年々大幅に削減された。新しい核爆弾の登場は、要するにいずれはそこに至るであろう歴史の流れを速めたにすぎなかった。軍備放棄はすでに全世界の合意に達していた。
(『星を継ぐもの』、27-28頁)

この楽観的な科学と未来への信頼を既定にすべてが始まるところがよいですね。
肉食を知らないガニメアンはかくも「優しい」というのも。