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えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

求めびと

件の原稿を送信して一息つく。
さしもの私も毎日モーパッサンと向き合ってると息が詰まってくるので、
誰か他の人はいないじゃろか、と浮気心を起こした話。
以下妄言につき乞うご寛恕。
考えるにつけ、私が作家に要望するものは至って明確に次の4点である。
1 頭がいい。
2 文章が上手い。
3 信頼が置ける。
4 ユーモアがある。
委細省略。
有名な作家は当然の如く1と2の条件はクリアしているものであるが、問題は3と4である。
3の判断には何の客観的根拠もないが、なんとなく信頼しきれない作家というのがいるではありませんか。
ゴンクールとかピエール・ロチとか。はは。
4の条件で私にはからっきし駄目なのは、まずもってジッドヴァレリーですな。
(と、徒に業界内に敵を作るようなことを言ってどうしたいのか。)
19世紀の作家で以上の4条件をクリアしているのは、
なんといってもバルザックフロベールボードレールである。
なんだったらミュッセを入れてもいいかもしれない。あとネルヴァル。
ゾラは4の点に微妙に留保がある。生真面目なおじさんやし。
しかしまあこの人達はみんな超大物なので、簡単に取りつく島がないし、
私がとりつく必要もない。
付帯条件として、作品があまり長すぎない、というのも付け加えたい。我がまま申して恐縮です。


さて。誰?
短編がらみでちゃんと読みたい人にアルフォンス・ドーデと
知名度で落ちるがオクターヴ・ミルボーなどが考えられるが、
しかしなんでかな、アルフォンスはどうも気が許せない気が拭えない。
エドモンと仲良しだったからかもしれぬ。息子がわるい、という話もある。
どっちにしても濡れ衣だけど。
ちょうど良く発掘しがいのある作家はおらんものだろうか、
と常々思っているのだけれど、そんな虫のいい話もそうそうあるものでもなく、
うーむ。私は何を言っているのだろうか。
誰かいませんか。