えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

ようやく校正おわる

やっと一段落。つくづく目が商売道具だと思う。酷使してごめんね。
ところで、
北村薫『詩歌の待ち伏せ』1・2、文春文庫、2006年
を読んでいると、エドモン・アロクールの名前が三度ばかし登場する。
ロング・グッドバイ』の有名な台詞の元ネタと思わしき詩人として(のみ)、
今では有名なのは、この北村さんの発見のお陰なのかもしれない。しかし
チャンドラーの元ネタが何であったかは措いておくとして、私としては純粋に
エドモン・アロオクールの「別れの唄」(西条八十訳、1巻、153-154頁に引用)のそもそもの
原典はどこなのか、が知りたいのである。