えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

備忘の読書録

備忘のために、て既に読んだことを忘れかけている、読んだ本の列挙。 柳瀬尚紀、『翻訳はいかにすべきか』、岩波新書、2000年(2011年2刷) つまりはまあ、「心してせよ」ということであります。 以下怒涛の日本語関連。順不同。 中村明、『語感トレーニング…

モーパッサンとブルターニュ

6月30日がマラルメ。「エロディアード」を読み終える。ばんざい。 最後8行がどんでん返しだったのね。 そこに至って、エロディアード自身の内面に葛藤があることが暴露される。 だとすれば、劇作品としては、この作品はそこからこそ始まるはずのものではなか…