えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

バンヴィルとモーパッサン

余勢をかうように次の翻訳を掲載。 テオドール・ド・バンヴィル 「誠実さ」―モーパッサンへ 訳してみたら、バンヴィルの文章は、たいへん古典的にレトリカルなもので、いささか苦労した上に、結果としても読みにくい。 しかしモーパッサンがよく売れて、たち…

『今日の人々』のモーパッサン

鹿島茂・倉方健作、『カリカチュアでよむ19世紀末フランス人物事典』、白水社、2013年 刊行を寿ぎ、勝手に便乗企画を立てました。 ピエールとポール 『ギ・ド・モーパッサン』 件の『今日の人々』の第246号、「ピエールとポール」の手になる モーパッサンに…

ジャン・リシュパン

勢いあまってジャン・リシュパンの顔を描く。 実にまあ作品に相応しいいかつさであった。 せっかくの連休にこんなことして、と思うが、 連休でもなければこんなことできないしなあ、とぶつぶつ呟くうちに 連休は終わっていくのであった。 まあ、そんなもんだ…

フランス自然主義文学

おもむろに宣伝させていただきます。 アラン・パジェス、『フランス自然主義文学』、足立和彦訳、白水社、文庫クセジュ、2013年5月 もうすぐ刊行です! Q980 フランス自然主義文学 - 白水社 この際アマゾンもはっつける。 Amazon CAPTCHA はるか以前から出し…