えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

終わってくれい

別業はや10日。もう終わってくれないか。 本日は、半年に一度のマラルメの日で深草へ。 マラルメ的小説の可能性をめぐって。 気がつけばHP、ついに入場者数1万人の大台に乗る。 ご訪問いただいた皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。 更新もままなって…

別業中

三日間、別業務に勤しむ。 つれづれに読んだ本。 堀江敏幸、『子午線を求めて』、講談社文庫、2008年 表題のフランソワ・アラゴーのメダルの話の中に、ジャック・レダが出てくるのだけど、 この詩人にしてNRFの編集長でもあった人が、 プレイヤッドのモーパ…

本業中

さっさと「脂肪の塊」に突入して、70年代モーパッサンにけりを つけようと思っていたのだけれど、やっぱり『女の一生』初稿は 避けて通れない、ということが分かって四苦八苦。 おそらく今も所在不明の「古原稿」こと "Vieux Manuscrit" は、 1920年に収集家…

ごちそうさまでした

ダルさんどうもごちそうさまでした。 全部美味しかったですが、たいへん個人的に納豆巻きにやられました。 納豆好きでもなかったはずなんだけどなあ。

1870年12月5日

戦争の頃のモーパッサンについておさらいする。 登録番号1591、2等兵ギ・ド・モーパッサンは最初、ヴァンセンヌの兵站部で書記をして、 8月の時点ではまだパリは守られると思っていたらしい。 が、9月にナポレオン三世はセダンでとっつかまり、 4日にはガン…

引っ越し

引っ越しのお手伝い。うーん肉体労働。 すべての本が箱に入れられ、数十年ぶりに身軽になったであろう 本棚のことを思う。

会議

これも一つの編集会議。道はまだ長し。

白亜の家の女

『モーパッサン短篇集 白亜の家の女』、平野威馬雄 譯、翰林社、1946年 という本があり、タイトルからして問題ありなのは以前から知っていたのを 思いついて入手してみる。いやあ物好きだなあ。 目次を見てみよう。 1. メニュエット Menuet 2. むかしの紀念…

白亜の家

偽作ばなしがまた休眠期間に入ったみたいになってしまったのは、 メズロワがどれか予測がつかないとか色々あるが、 それはともかく、今日は日本の話。

修了の日

半年に一度の研究会の日。あの人この人いろんな人。

うだうだの続き

昨日の続き。 おさえておかなければいけないことが少なくとも2点残っていて、 ひとつはフロベールのことである。 1870年代のモーパッサンにとって「理想の父の発見」といえば フロベールしかいない。そう考えるなら、「シモンのパパ」は ファンタスム以前に…

シモンのパパ

Le Papa de Simon, 1879 「レフォルム・ポリティック・エ・リテレール」(政治文芸改革)誌、12月1日。 1881年『メゾン・テリエ』に所収。 「リヨン・レピュブリカン」(共和派リヨン)紙、1880年6月13日、 「ランテルヌ」1889年3月17日付録、Ripの挿絵つき…

リハビリ中

戻ってみれば、まだそんなとこなんかいな、と思うけど、 こればっかりはしかたあるまい。

ひと段落

ブログ書いてたことも忘れたこの半月。 激動の「こっち」のお仕事がようやくひと段落つく。 気がつけばHPも三周年。でも昨年はほんとに更新できなかったのね。 今年はもすこし地道にいきたいと思う。とまれ さあさあ本業、本業!! がんばるぞお。