えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

グッバイ、レーニン!

Good Bye Lenin !, 2003
ヴォルフガング・ベッカー監督。
ドイツ冷戦ものとしては外せまい、かと。
話の展開にもうひと捻りあるかと思っていたら、そうでもないので
あらそうなの、と思うが、あれはあれでよろしいのであろう。
よくできた孝行息子だなあ、と頭が下がる、と。
母のために存在させ続けた幻の東ドイツに、いつか息子アレックス自身の
想いと理想とが託されていくというのはしみじみよかったです。