えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

キリクと魔女

Kiriku et la sorcière, 1998
ミッシェル・オスロ監督。
西アフリカのおとぎ話を元にしているとか。
絵柄が好みでないよなあとか思っていたのが大間違いで、
鮮やかな色彩が美しく、物語は魔女が魔女になった由縁を問う形で
単純な勧善懲悪を回避していて、まこと印象深い。
これまで全然観たことないような作品で、いやそれって凄いことだなあ。
まったく個人的に悩ましいのは、
これってフランス語である必要はもしかしたら無いのか、ということだけど、
しかしまあそれはどうでもよいことではあった。