Tsotsi, 2005
監督ギャヴィン・フッド。
ヨハネスブルクのスラムに暮らす少年が、赤ん坊との出会いを機に、
生きることの意味を問い直す、という物語。
ストレートな物語の中に、アパルトヘイト後10年の南アフリカの現状を
明確に描き出す手際が巧みで、演じる役者も真に迫るものがあり、
濃密な95分間。これはお勧め。
あれこれさ迷っている内に、
要するにもう西洋白人のお話とかどうでもいいや、
という気になってくるのだね、つまりこれ正直な話が。
うーむ、見事にポストコロニアル。違うのか。