えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

アフガン零年

Osama, 2003
セディク・バルマク監督。
NHKと(なぜか)アイルランドが出資して、「復興アフガニスタン第一作」と銘打った作品。
意地の悪い取り方なのを承知でいうと、
北部同盟による反タリバンのプロパガンダ映画のようなところがあって、
それが悪いことではあるまいけれども、
カンダハール』の後では、いささか印象が弱いように見えてしまいました。
はい、ひねくれてるだけだと思いますけども。
少年の姿で働きにでた少女は、しかしタリバンの宗教学校に入れられ、
そこで女の子であることが知られてしまい、裁判にかけられる…
それはもう、まことにやりきれないお話でした。