えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

カッコーとミミズク

今日学んだ二つのこと。
1 「うさぎとかめ」のお話はラ・フォンテーヌの『寓話』にもある。

Rien ne sert de courir ; il faut partir à point.
(La Fontaine, ""Le Lièvre et la tortue" dans Fables, VI, X.)
何も走るのに役立ちはしない。時間をみきわめて出発したまえ。

いやー、この年まで知らなかったなー。恥ずかしいなー。
「もしもしかめよ」とラ・フォンテーヌがつながってるなんてなー。
イソップってすごい。


2 輪唱の定番「静かな湖畔」の元歌(?)にフランス語版がある。

Dans la forêt lointaine


Dans la forêt lointaine
On entend le coucou
Du haut de son grand chêne
Il répond au hibou
Coucou, coucou,
Coucou, hibou, coucou.
遠くの森で
カッコーが鳴く
樫の木の上から
ミミズクに応える
カッコー、カッコー
カッコー、ミミズクさん、カッコー

何故にカッコーがミミズクに応えるのかといえば、
ククーとイブーが韻を踏むから以外におよそ理由もなかろうが、
なんかいいなあ、と思いましたまる。