2008-01-27 現代美術はむつかし 国立国際美術館で「30年分のコレクション」展を見る。たくさんあってへろへろになる。 なかでも収穫は、レオナール・フジタの生絵を拝見できたことと、 浜口陽三の名前を知ったことであります。 冬が来る 寒い、鋭い、強い、透明な冬が来る (「冬が来る」、『高村光太郎詩集』、ハルキ文庫、2004年、81頁) というような、寒い一日。 冬よ 僕に来い、僕に来い 僕は冬の力、冬は僕の餌食だ (「冬が来た」、同前、94頁) などとはとても言えず、炬燵に入って丸くなるばかり。