えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

どとうの執筆

神戸花鳥園2

田山花袋についてよく分からないことは、彼はフランス自然主義を前後期に分け、ゾラは
前期でモーパッサンは後期としているようでありながら、その内実がもひとつよう掴めない
ということである。が、それはひとまずおいておくこことして、一足飛びに
「日本におけるモーパッサンの受容」という、各論ではなく総論に対し、私なりに
とりあえず一つの答えを出したい。それが目下の(本当の)課題なのだ。
無謀な観はなきにしもあらず。でもまあとにかく。