えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

愚者が出てくる、城塞が見える

ジャン=パトリック・マンシェット、『愚者(あほ)が出てくる、城塞(おしろ)が見える』、中条省平 訳、光文社古典新訳文庫、2009年
一言で申し上げて、こいつはいかれてるぜ。

 文章の要訣は何ぞ。言葉を短くせよ、言葉を簡略にせよ、言葉を平易にせよ、これだけにも盡せば盡きるなり。
(「病状録」、『國木田獨歩全集』、学習研究社、第9巻、1968年(2刷)、71頁)

脈略ないけど、ちょうど見返していて目にとまったので。