えとるた日記

フランスの文学、音楽、映画、BD

忘れないうちに

同じような趣旨のがもう一か所あったのを、忘れない内に引用させていただく。

「(前略)何によらず、物事というのは汽車の窓から眺める風景のように、我々の前を過ぎて行く。その中から、<おや、あれは何だろう><どうして、あんなことになるのだろう>という疑問を見つけるのは、実は、想像以上に難しいことなのだよ」
北村薫『街の灯』、文春文庫、2006年、208頁)

然り。