2008-01-01から1年間の記事一覧
『東京オリンピック』、総監修 市川崑、1965年 とりあえず「劇場公開オリジナル版」。 競技よりも選手個人とおそらくはその孤独に焦点を当てているので、 必然的に団体スポーツは(女子バレーを除いて)蚊帳の外の感がある。 ま、今さら記録か芸術かとか言う…
ようやく拝見。
今年に入ってから頻繁に寝違えるのは何なのか。 それはそうと、オリンピック関連の読書はきりがない。 多木浩二、『スポーツを考える ―身体・資本・ナショナリズム』、ちくま新書、2006年(4刷) は久し振りの期待はずれなり。 沢木耕太郎、『オリンピア ナ…
クーベルタンにとってのオリンピック私的まとめ。 クーベルタンにとってスポーツとは、精神と身体の調和のとれた 人格的に優れた人間を育て上げることに役立ち、平等な場で 公正なルールに則って競い合うことを通して、相手への尊敬と 相互理解が深められ、…
早いもので4回目を終え、どうにか軌道に乗りつつあるような。 それからその足でネルヴァルへ。 1849年に『赤い悪魔―カバラ年鑑』と題する変な本を書いてることに へーと驚いた。
今読み終えたのでメモ。 デイヴィッド・クレイ・ラージ、『ベルリン・オリンピック 1936 ナチの競技』、高儀進 訳、白水社、2008年 よくもまあと思うぐらいよく調べられたベルリン・オリンピックについての本。 正直読んでいてげんなりするような話が続くの…
体育の日は東京オリンピックの開会式が10月10日だったことに 始まるのであり、それが13日になってどうすんだと思いつつ、 月曜が祝日とはなんとありがたいことであろうか。 それはそうと、そういうことはつまり東京オリンピックは10月に やっておったわけで…
モーリス・ルブラン、『怪盗紳士リュパン』、石川湧 訳、創元推理文庫、2003年(53刷) 十数年ぶりに読んでみて何を思ったか。 1907年にはすでに自動車が走り、リュパンはバイクに乗り、 電燈がともっていたことになんとなく驚く。プルーストの世界だなあと…
マラルメの日。竹内勝太郎を知る。
少し前に チャペック、『ロボット(R. U. R.)』、千野栄一 訳、岩波文庫、2005年(13刷) を読み、なるほど「古典」の名に相応しいと思う。今でも上演しがいのある 作品ではなかろうか。それもあって、アイザック・アシモフ2冊をつづけて。 『われはロボット…
古代オリンピック概観。 1500年の時をはさんで「復活」した近代オリンピックが、 古代オリンピックとどれだけのつながりを持っているのかは なかなかむつかしい問題ということ。 それはそうと、 もしクーベルタンがいなかったとしても、あるいは「近代オリン…
半年に一度の研究会。 沖縄料理、タコライス初体験。泡盛は危険です。
第1回はイントロダクション。 私のオリンピックはこれから開始。
さてにわか勉強のオリンピックも本番を迎えつつ、 その後読んだ本。 清水諭 編、『オリンピック・スタディーズ 複数の経験・複数の政治』、せりか書房、2004年 オリンピックを個別的に社会学するとはこういうことなのだろうという 論文集。なるほどと思うこ…
今日もお勤め。楽しくできたらいいなあと。 まだ若干舞い上がり気味。
こちらも後期の始まりです。みんな頑張ろう。
初出勤で舞い上がり、空回り。
琵琶湖散策。ぶらり祝日。浮御堂。
オリンピックについて勉強していれば おのずとオリンピアに行きたくなるものではなかろうか。 てなことはともかく、その後読んだ本。 村川堅太郎、『オリンピア 遺跡・祭典・競技』、中公新書、1963年(1979年11版) はまあ古い本ではあるけれども。 清川正…
Olympia, 1938 ようやく気になっていたレニ・リーフェンシュタールの映画を観る。 ・スターティング・ブロックがまだなくて、スコップで穴を掘っている。 ・走り高跳がまだ背面跳びじゃない。 ・棒高跳も下がマットじゃなく砂場。 というようなことに素朴に…
あいもかわらず時間帯の乱れた生活。
詩つながり、ということで、 ジャック・ノルマン「モーパッサンへ」 ―モーパッサンを巡って を訳してみる。 ここはやっぱりあったほうがいいかということで、写真も掲載。 若干、くやしいけど、あらいい感じ。 Jacques Normand (1848-1931) を知る人はさすが…
Au bord du lit, 1883 「ジル・ブラース」、10月23日、モーフリニューズ署名。 1886年、『ムッシュー・パラン』所収。 1888年、「ラ・ランテルヌ」、8月26日に再録。 ト書き(イタリック)と台詞のみからなる作品、 つまりは上演を前提としない脚本と言って…
後期が迫ってきているのを感じつつ。
秋が近づいてきているのは分かるものの まだじわじわ暑い感じ。 本業とオリンピックで日は過ぎゆく。 池井優、『オリンピックの政治学』、丸善ライブラリー、1992年。 タイトルは「オリンピックと政治」とすべきだったかと思いもする。 政治と関わった事例が…
実は『20世紀少年』を鑑賞。 原作にたいへん忠実なことに感心する。 今時のCGってすごいのねえ、とさらに感心。 予想以上に満足いたしました。続きが楽しみ。 ヴィヴ・シムソン、アンドリュー・ジェニングズ、『黒い輪 権力・金・クスリ オリンピックの内幕…
タンスを運んでベルギー・ビールをごちそうになる。 美味しゅうございました。
またまたKさんには速攻で教えていただいちゃいまして、 まことに御礼もうしあげます。 とりいそぎボルドーの雑誌を拝見。 著者が Jean de Maupassant というのに若干驚く。 なんも関係ないと思うけど。 さてさてレオン・ヴァラードさん (1841-1884) はボルド…
ああ8月が終わる。 それはそうと、 シルヴィウス 「ギ・ド・モーパッサン」 を公開。 5か月ぶりの翻訳がこれとはチト寂しいが、まあ お読みいただければこれ幸甚。 原文も合わせて載せてみるものの、 http://www.maupassantiana.fr/Revue/Rubrique_Qui_sait.…
オリンピックつづき。 これは本当に面白い。 ジョン・J・マカルーン、『オリンピックと近代 評伝クーベルタン』、柴田元幸・菅原克也 訳、平凡社、1988年。 クーベルタンの生涯を、主に第一回アテネ・オリンピックまでを中心に辿りながら、 近代オリンピッ…